今回で2回目の企業様へインタビュー(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
ノボル電機さんも工場見学の、依頼を受けたんですが、
管理人は断りました!!(゜ロ゜ノ)ノ
管理人は、人見知り、照れ屋なんです(笑)
まずノボル電機さんの概要
株式会社ノボル電機
創業 昭和20年(1945年)10月
設立 昭和25年(1950年)3月20日
本社・工場 及び 大阪営業所
〒573-0072
大阪府枚方市茄子作南町229-1
拡声音響装置及び船舶用汽笛の製造ならびに販売
製造品目
構内放送システム、電話ページング用アンプ、各種スピーカ、チャイム・ラジオ体操放送用システム、マイクアンプ、重機・建機用アンプ、パワー&プリアンプ、各種マイクロホン、第4種・5種汽笛、小型船舶用拡声装置、携帯電話機用拡声アダプター、メガホン、防水型メガホン、オフトーク通信屋外放送用アンプ、安全増防爆構造スピーカ、全天候型セパレートホーンスピーカ、全天候型レフレックスホーン・ストレートホーン、ワイヤレス製品
では、本題のインタビューです。
1.業務用拡声器、メガホン等を開発製造販売されてますが業務用から一般消費者向けの製品を開発されようと思ったのはなぜでしょうか?
人口縮小を受けて、業務用拡声音響装置という既存事業だけで会社の将来を見通せなくなってきました。そこで、一度、原点に立ち止まる意味でも、先代と二人で、自社の経営資源の棚卸を行い、自分たちの得意技を認識することから始めました。
改めて認識した弊社の基本戦略は大きく2つあります。
一つ目は、国内市場に根を張って運営していくこと
二つ目は、拡声器という単一商品を、他分野に展開していく「市場開拓戦略」を取り続けてきたことです。
この2つは、当社が今まで76年間存続できた基本の戦略であり、得意技だと再認識しました。
単一商品(拡声器)の水平展開という基本戦略を踏襲し、業務用という枠組みを取り外すことで、一般消費者向けといった新たな販路が見えてきました。
大阪産業局の支援事業でもあるBtoC化伴走型支援事業の【大阪商品計画】を知り、採択を通じて、立ち上げの支援を頂けたことを契機に開発へ踏み切ることができました。
2.一般消費者向けの開発で苦労されたことは?
ブランドコンセプトを決めるのに苦労しました。
当初は、北欧調のオシャレなブランドイメージで進めたかったのですが、紆余曲折ありながら、ある時、ノボル電機らしさに立ち返ることで、「不器用なガジェット」というブランドコンセプトが完成し、『ノボル電機製作所』という昭和レトロ調の新ブランドが出来上がりました。
「流行りの昭和レトロに乗っかる」というよりも、今まで自分たちが提供してきた商品をリブランディングすることで、お客様に懐かしさと癒しを感じて頂く、というのがねらいです。これなら、最後のデザイン面の工夫は必要ですが、根本は自社の設計力やプロダクトデザインを踏襲していけるので、無理なく取り組めると考えました。
当社自体、社歴こそ長いですが不器用な会社ですので、背伸びすることなく自社の弱みを強みに変えられるようなコンセプト【不器用なガジェット】に沿ったモノづくりをしていくことで、継続して取り組んでいけるブランドイメージを作ることができました。
コンセプトを決めることができたので、後はそれをどう展開していくか、細部まで【不器用なガジェット】を意識しながら、商品設計・PR用の広告宣伝物の作成を行いましたので一体感のあるブランディングができたと思っています。
3.売れ行きは、どうでしょうか
お披露目として取り組ませていただきましたクラウドファンディングでは、目標の792%、192名もの方からご支援を頂け、初速から大成功を収めています。
発売後、半年が経過しましたが、第二京阪様はじめ、地域のメディア等にも取り上げて頂けたお陰で開発時点での企画に対して現時点で計画を超過達成し、売上を順調に伸ばすことが出来ています。
4.この無電源 パッシブ スピーカーの使うおすすめの場所等は?
アウトドアでもインテリアでも使っていただけるようなブランディングを行っており、特定の場所を挙げるのは難しいのですが、個人的には庭仕事の時に活用しています。
個人的な意見で恐縮ですが、庭仕事の際にラジオ放送や音楽を聴くのに、スマホを地面に直置きに少し抵抗があるので、スマホ置き兼スピーカーとしての定位置になっています。
5. インテリアとしてもいいなと思いますが、色は、灰色のみにでしょうか?
今後の展開として、色違いで展開していきたいという希望はありますが、現時点では灰色(N5半艶)1色のみでの展開となります。
N5半艶は、実は海上自衛隊の艦船の色でもあり、環境になじむ色合いとして採用しています。
また別注扱いになりますが、特別色のご相談もお受けできますので、公式HPからご連絡を賜れば幸いです(別注価格は数量によります。)
6.NMP001についてのコメントありますか?
スマホ用無電源スピーカー拡音器NMP-001は「拡声器メーカーが作るインテリア雑貨の新ブランド」として、アイコン的な商品と思っています。消費者向け製品ではまだまだ無名なノボル電機製作所というブランドの認知向上への寄与を期待しています。
7.NMP002についてコメントありますか?
NMP-002は船舶用スピーカーがベースに開発しました。船舶用拡声器メーカーであることや、業務用の重厚さ、堅牢さを体感していただける機種です。ノボル電機製作所のブランドストーリーを伝える伝道師と思っています。
8.今後も一般消費者向け製品を開発製造販売をしていくのでしょうか?
はい。
今後も「不器用なガジェット」のブランドコンセプトに沿ったガジェットを開発し、アンプ・スピーカーといったオーディオ機器を開発し、少しずつラインナップを拡充していきたいと考えています。
商品開発によるラインナップの拡充と並行して、東京、代々木公園にショールームのオープンを予定しています。
商品拡充・別注ラインの立ち上げ・ショールームという、オンライン・オフラインの両面で、BtoC事業化を進めていきます。
9.初めての一般消費者向けの製品を販売する事で、広報として苦労した事は?
SNSの運用です。
実は、第二京阪様とつながったTwitterもBtoC事業のために立ち上げたアカウントです。
そのほかにも、ノボル電機製作所として、公式HP(週1回のコラム投稿)、Instagram、ユーチューブのアカウントを作り、運用しています。
担当営業が「BtoC事業の営業の一環」という立ち位置でSNSの運用を行っていますが、Instagram・Twitterともに個人としても使ったことが無いような状態からのスタートでしたので非常に苦労しています。
10.御社の自慢、得意分野は、なんでしょうか?
業界初や、シェアトップの商品があったりすることが自慢です。
弊社は町工場ですが、大手メーカーがひしめく電機業界で生存できているのは、小粒でも存在感を提供できているからだと自負しています。
11.およその従業員の分布は、どうでしょうか
北河内地方(枚方・寝屋川・交野)在住の方が大半です。
交野時代から数えると50年近く、北河内で工場を営んでいるので、地域密着型の採用分布です。
12.交野市から枚方市に移転されましたが移転の理由は、なんでしょうか?
工場の老朽化と旧工場が手狭になったこと、大阪府下3拠点の分散拠点の統合による効率化が移転の理由です。
建て替えの検討もしましたが、近隣が宅地化していたこともあり、旧工場から徒歩圏内に区画整備事業で大き目な土地があったため移転を行いました。
月並みですが、「事業継続の確保」「生産性の向上」「コミュニケーション強化」「省エネ化」が移転の目的です。
13.第二京阪道路の側ですがメリット、デメリットはありますか?
メリットは、
大阪・京都という大都市圏へのアクセスが良好なこと。
住宅地でもあるため優秀な技能者の採用が可能なこと。
デメリットは、
駅から遠いことでしょうか?
14.当、第二京阪に対して要望、不満等あるでしょうか?
この度はお取り計らいを頂き、ありがとうございました。
第2京阪道路の沿線は、物流拠点が多く、製造業が少ない地域でもあります。
一般消費者向けの新ブランドを立ち上げ、認知度向上を通じて本地域の発展に少しでも貢献できればと考えておりますので、引き続きのご支援をお願い申し上げます。
ありがとうございました。
今回のインタビューは、
ノボル電機 代表取締役社長 猪奥 元基さんでした。
ノボル電機さんは、第二京阪沿道と言うこともありノボル電機製作所事業のクラウドファンディング開始から記事にさせてもらってる会社さんです。
移転前、交野市倉治(現スギ薬局倉治店の場所)に本社を置いてあったこともあり、交野市民には小学校の工場見学の会社と言うイメージが大きいでしょうかね。
最近業界団体、学校以外にも個人団体を受け入れるみたいですね。
地域貢献、社会活動として献血を20年前から実施されて今回日本赤十字から表彰されたみたいです。
で、製品が気になった方は、
オフィシャルサイトで、購入できます。
過去の記事
ノボル電機製作所のオフィシャルサイトがオープンした。クラウドファンディングのNMP-001と新製品NMP-002が販売されている。
ノボル電機さんも工場見学の、依頼を受けたんですが、
管理人は断りました!!(゜ロ゜ノ)ノ
管理人は、人見知り、照れ屋なんです(笑)
まずノボル電機さんの概要
株式会社ノボル電機
創業 昭和20年(1945年)10月
設立 昭和25年(1950年)3月20日
本社・工場 及び 大阪営業所
〒573-0072
大阪府枚方市茄子作南町229-1
拡声音響装置及び船舶用汽笛の製造ならびに販売
製造品目
構内放送システム、電話ページング用アンプ、各種スピーカ、チャイム・ラジオ体操放送用システム、マイクアンプ、重機・建機用アンプ、パワー&プリアンプ、各種マイクロホン、第4種・5種汽笛、小型船舶用拡声装置、携帯電話機用拡声アダプター、メガホン、防水型メガホン、オフトーク通信屋外放送用アンプ、安全増防爆構造スピーカ、全天候型セパレートホーンスピーカ、全天候型レフレックスホーン・ストレートホーン、ワイヤレス製品
では、本題のインタビューです。
1.業務用拡声器、メガホン等を開発製造販売されてますが業務用から一般消費者向けの製品を開発されようと思ったのはなぜでしょうか?
人口縮小を受けて、業務用拡声音響装置という既存事業だけで会社の将来を見通せなくなってきました。そこで、一度、原点に立ち止まる意味でも、先代と二人で、自社の経営資源の棚卸を行い、自分たちの得意技を認識することから始めました。
改めて認識した弊社の基本戦略は大きく2つあります。
一つ目は、国内市場に根を張って運営していくこと
二つ目は、拡声器という単一商品を、他分野に展開していく「市場開拓戦略」を取り続けてきたことです。
この2つは、当社が今まで76年間存続できた基本の戦略であり、得意技だと再認識しました。
単一商品(拡声器)の水平展開という基本戦略を踏襲し、業務用という枠組みを取り外すことで、一般消費者向けといった新たな販路が見えてきました。
大阪産業局の支援事業でもあるBtoC化伴走型支援事業の【大阪商品計画】を知り、採択を通じて、立ち上げの支援を頂けたことを契機に開発へ踏み切ることができました。
2.一般消費者向けの開発で苦労されたことは?
ブランドコンセプトを決めるのに苦労しました。
当初は、北欧調のオシャレなブランドイメージで進めたかったのですが、紆余曲折ありながら、ある時、ノボル電機らしさに立ち返ることで、「不器用なガジェット」というブランドコンセプトが完成し、『ノボル電機製作所』という昭和レトロ調の新ブランドが出来上がりました。
「流行りの昭和レトロに乗っかる」というよりも、今まで自分たちが提供してきた商品をリブランディングすることで、お客様に懐かしさと癒しを感じて頂く、というのがねらいです。これなら、最後のデザイン面の工夫は必要ですが、根本は自社の設計力やプロダクトデザインを踏襲していけるので、無理なく取り組めると考えました。
当社自体、社歴こそ長いですが不器用な会社ですので、背伸びすることなく自社の弱みを強みに変えられるようなコンセプト【不器用なガジェット】に沿ったモノづくりをしていくことで、継続して取り組んでいけるブランドイメージを作ることができました。
コンセプトを決めることができたので、後はそれをどう展開していくか、細部まで【不器用なガジェット】を意識しながら、商品設計・PR用の広告宣伝物の作成を行いましたので一体感のあるブランディングができたと思っています。
3.売れ行きは、どうでしょうか
お披露目として取り組ませていただきましたクラウドファンディングでは、目標の792%、192名もの方からご支援を頂け、初速から大成功を収めています。
発売後、半年が経過しましたが、第二京阪様はじめ、地域のメディア等にも取り上げて頂けたお陰で開発時点での企画に対して現時点で計画を超過達成し、売上を順調に伸ばすことが出来ています。
4.この無電源 パッシブ スピーカーの使うおすすめの場所等は?
アウトドアでもインテリアでも使っていただけるようなブランディングを行っており、特定の場所を挙げるのは難しいのですが、個人的には庭仕事の時に活用しています。
個人的な意見で恐縮ですが、庭仕事の際にラジオ放送や音楽を聴くのに、スマホを地面に直置きに少し抵抗があるので、スマホ置き兼スピーカーとしての定位置になっています。
5. インテリアとしてもいいなと思いますが、色は、灰色のみにでしょうか?
今後の展開として、色違いで展開していきたいという希望はありますが、現時点では灰色(N5半艶)1色のみでの展開となります。
N5半艶は、実は海上自衛隊の艦船の色でもあり、環境になじむ色合いとして採用しています。
また別注扱いになりますが、特別色のご相談もお受けできますので、公式HPからご連絡を賜れば幸いです(別注価格は数量によります。)
6.NMP001についてのコメントありますか?
スマホ用無電源スピーカー拡音器NMP-001は「拡声器メーカーが作るインテリア雑貨の新ブランド」として、アイコン的な商品と思っています。消費者向け製品ではまだまだ無名なノボル電機製作所というブランドの認知向上への寄与を期待しています。
7.NMP002についてコメントありますか?
NMP-002は船舶用スピーカーがベースに開発しました。船舶用拡声器メーカーであることや、業務用の重厚さ、堅牢さを体感していただける機種です。ノボル電機製作所のブランドストーリーを伝える伝道師と思っています。
8.今後も一般消費者向け製品を開発製造販売をしていくのでしょうか?
はい。
今後も「不器用なガジェット」のブランドコンセプトに沿ったガジェットを開発し、アンプ・スピーカーといったオーディオ機器を開発し、少しずつラインナップを拡充していきたいと考えています。
商品開発によるラインナップの拡充と並行して、東京、代々木公園にショールームのオープンを予定しています。
商品拡充・別注ラインの立ち上げ・ショールームという、オンライン・オフラインの両面で、BtoC事業化を進めていきます。
9.初めての一般消費者向けの製品を販売する事で、広報として苦労した事は?
SNSの運用です。
実は、第二京阪様とつながったTwitterもBtoC事業のために立ち上げたアカウントです。
そのほかにも、ノボル電機製作所として、公式HP(週1回のコラム投稿)、Instagram、ユーチューブのアカウントを作り、運用しています。
担当営業が「BtoC事業の営業の一環」という立ち位置でSNSの運用を行っていますが、Instagram・Twitterともに個人としても使ったことが無いような状態からのスタートでしたので非常に苦労しています。
10.御社の自慢、得意分野は、なんでしょうか?
業界初や、シェアトップの商品があったりすることが自慢です。
弊社は町工場ですが、大手メーカーがひしめく電機業界で生存できているのは、小粒でも存在感を提供できているからだと自負しています。
11.およその従業員の分布は、どうでしょうか
北河内地方(枚方・寝屋川・交野)在住の方が大半です。
交野時代から数えると50年近く、北河内で工場を営んでいるので、地域密着型の採用分布です。
12.交野市から枚方市に移転されましたが移転の理由は、なんでしょうか?
工場の老朽化と旧工場が手狭になったこと、大阪府下3拠点の分散拠点の統合による効率化が移転の理由です。
建て替えの検討もしましたが、近隣が宅地化していたこともあり、旧工場から徒歩圏内に区画整備事業で大き目な土地があったため移転を行いました。
月並みですが、「事業継続の確保」「生産性の向上」「コミュニケーション強化」「省エネ化」が移転の目的です。
13.第二京阪道路の側ですがメリット、デメリットはありますか?
メリットは、
大阪・京都という大都市圏へのアクセスが良好なこと。
住宅地でもあるため優秀な技能者の採用が可能なこと。
デメリットは、
駅から遠いことでしょうか?
14.当、第二京阪に対して要望、不満等あるでしょうか?
この度はお取り計らいを頂き、ありがとうございました。
第2京阪道路の沿線は、物流拠点が多く、製造業が少ない地域でもあります。
一般消費者向けの新ブランドを立ち上げ、認知度向上を通じて本地域の発展に少しでも貢献できればと考えておりますので、引き続きのご支援をお願い申し上げます。
ありがとうございました。
今回のインタビューは、
ノボル電機 代表取締役社長 猪奥 元基さんでした。
ノボル電機さんは、第二京阪沿道と言うこともありノボル電機製作所事業のクラウドファンディング開始から記事にさせてもらってる会社さんです。
移転前、交野市倉治(現スギ薬局倉治店の場所)に本社を置いてあったこともあり、交野市民には小学校の工場見学の会社と言うイメージが大きいでしょうかね。
最近業界団体、学校以外にも個人団体を受け入れるみたいですね。
地域貢献、社会活動として献血を20年前から実施されて今回日本赤十字から表彰されたみたいです。
で、製品が気になった方は、
オフィシャルサイトで、購入できます。
過去の記事
ノボル電機製作所のオフィシャルサイトがオープンした。クラウドファンディングのNMP-001と新製品NMP-002が販売されている。
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